2016年12月22日

デュアル・CNになろう

この記事はSpeedcubing Advent Calender 2016
22日目の記事として書かせていただきます。
昨日はsumさんの4×4 Yau method エッジ上級編(とおまけ)
おとといはユリノキさんのMoYu Magnetic Skewbの直し方/擬似LLについてでした。

はじめに

今回はCNについて書いていこうと思います。これからCNの練習を始めようと思っている人や、やってみたいけどなかなか手が出せないという人向けが中心となりますが、幅広い内容を揃えているので、すでにCNだよって人やroux methodをやっている人も是非読んでみてください。


日本のサイトでCNについて詳細に書かれているサイトはほとんどなく、情報はかなり少ないです。未開発な分野に情報を提供できるという意義もあると思っており、CNについての議論の場にもなれば幸いです。是非、質問や意見・異議を教えていただけると嬉しいです。

文章下手すぎ&冗長なので悪しからず。


CNについて


・CNとは
CNとは、“Color Neutral”の略で、キューブを解く際、どの色からも開始できるというものです。例えばCFOPなら、複数のクロス色で解くことができることです。マルチカラー、マルチクロス(CFOPに限る)などの別称もあります。もともとの開始色と対面の2色ができることをデュアルといいます。この記事では、CNは6色すべてできることとして書いています。(一般的には3〜4色以上できることを指すことが多い)




・CNは速いか1
CNが完璧にできるのなら揃えやすい面を選べるCNのが速いと思えそうです。ところが、3×3平均世界2位の記録を持つSebastian weyerなどはクロス色固定ですが、他のCNの選手に全く引けを取らないタイムを出しています。CNと単色固定、どちらが速いかと言われると一概には言えず難しいものがあります。また、そもそもスピードキューブ自体の歴史が浅く、発展途上な知識や技術が多い中でも、CNはそれなりに使用者が多い割に、最も情報が少なく、研究されていないものの一つだと思います。CNで速くなるのかや、メリットデメリットについて僕の思うところを述べていきたいと思います。


・CNは速いか2
僕は、CNになれば確実に速くはなると思います。ただし、単色との差は僅かであり、完璧に使いこなせることが必要です。その差を広げるには個人の努力にかかってくると思います。いかに簡単なクロスや、F2L#1やx-crossを読み切るかなどCNのメリットを最大限生かすことが重要です。
少し例を挙げたいと思います。xcrossの詳しい解説については、あさとくんの記事をご覧ください。あさとくんの記事中の用語を用いているので照らし合わせてください。
スクランブルが次のようだったとしましょう。

file-1 1.jpeg

手前に赤青黄のブロックができていますね。
青または黄色をクロス面にするなら、keyhole型、セパレート型に持ち込めます。
赤をクロス面にするなら、F2Lキャンセル型、F2L先処理型、またはそのままブロックを保存してF2L#1にすることが考えられます。
また、白、緑はクロスエッジが一つ入っています。簡単なクロスが作れるかもしれません。

このように、CNであれば単色固定に比べはるかにクロスの読みの幅が広がることがわかると思います。



CNになるには努力や時間を要します。デュアルになるためには約2ヶ月、CNなら約一年はかかります。人により個人差はかなりあると思いますが、1日やそこらでできるようなものではありません。また、中途半端に練習した場合、元の開始面でもできなくなるというリスクもあります。本当にやろうという意志がある人だけ練習を始めてください。

僕は始める目安のレベル 3×3がsub20位から始めることをお勧めします。あまり早い段階で始めると、F2Lの習得に時間がかかると考えているからです。これも人によって見解が違って、もっと速くなってからの方がいいという人や、揃えられようになった時から始めてもいいという人もいます。タイムはあまり考えなくてもいいかもしれません。ここではsub20程度の知識があることを前提に書いています。

逆に速いほうは、sub10でもsub9でも問題ありません。練習次第です。CNをすることによって自分の感覚が狂ってしまうという危惧はあると思います。しかし、むしろこのレベルの人なら”練習する”ことについては人一倍優れているはずなので、くじけずにやればできるようになるでしょう。



また、世界配色や日本配色、独自の配色については、CNになる上で難易度の差はありません。もとの自分のD面色が底にしか見えないというのはどんな配色でも同じです。「日本配色より世界配色のほうが簡単」という声をたまに聞きますがぼくは違うと思います。
まずデュアルになる際、日本配色では青→白となるのに対して、世界配色では、白→黄色、または黄色→白あるいは青→緑などとなり色が近いため楽、と思われがちです。
ところが、世界配色であっても、簡単にはいってないはずです。白と黄色が入れ変わるだけだと言って、すんなりとできることはないと思います。それは、今まで白面と黄色面を、F2LとLLのように全く別のものと区別しているからです。さらに、側面の色の順番も逆回りになっているのです。ここまでくると、そう簡単には把握出来ません。つまり、白と黄色を全く別のものと認識せざるをえないわけです。近い色であっても「違う」色と認識している点で、日本配色と状況は同じです。
何が言いたいかというと、どんな配色であれ、まずデュアルになるところから難しいということです。CNになれない理由を配色のせいにするのは間違っていると僕は思います。



CNの練習方法


ようやく練習の仕方に入っていきます。

まずはデュアルの練習をします。

はじめに側面の配色を覚えます。世界配色黄色D面なら、時計回りに緑、オレンジ、青、赤となりますね。頭のなかでy4、y'4持ち替えしまくってスラスラ言えるようになりましょう。毎朝起きた時と毎晩寝る前にやります。あとはひたすらデュアル面だけでソルブを繰り返しましょう。時間的余裕があれば1日最低100ソルブはしましょう。
ここで重要なのが、もとの開始面の練習もすることです。これを怠るとデュアル面につられてすぐに出来なくなります。これでは本末転倒です。もとの開始面も新しく始めた開始面と同じくらい練習しましょう。

これを1ヶ月間毎日繰り返します。1ヶ月たったら、だいたいデュアルでできるようになるとおもいます。
次の1ヶ月は、毎回のソルブで、自分で適切な開始面を決めてください。毎回のように開始面が入れ替わってもきちんとソルブすることができたら一人前のデュアルerです。ここまででまだ未完成だと思ったら、適宜はじめに戻って練習し直しましょう。

CNであれば、これをあと4回繰り返します。順番は対面→対面(世界配色白黄の人なら赤→オレンジ→青→緑など)がいいでしょう。僕は一色づつ地道に練習していくことをお勧めします。

もともとの開始面の側面に当たる色、つまり世界配色白Dの人であれば青緑赤オレンジ、にはCNになる上で難易度の差はありません。赤オレンジは難しいということはありません。日本配色でもです。


いろいろなCN


・Roux method

  デュアルで十分ですが、デュアルであることのメリットは大きいです。FBはデュアルでほとんどのパターンを処理できます。CNとなると、判断がかなり厳しくなります。不可能ではないとは思います。

・zz method

  Roux methodと同様、デュアルで十分ですが、デュアルであることのメリットは大きいです。デュアル面でもEOは同じになりますから、lineが作りやすいほうを選びましょう。インスペクション中に他の面のEOlineまで読むのは不可能でしょう。

・小分割   2×2 skewb

  これらは、3×3が単色でもはじめからCNで練習しましょう。記事のようなCNのための特別な練習はいらないと思います。これらのトップキューバ―でも、3×3でCNでない人はたくさんいます。

・多分割

yau methodで解く場合

CNYauは色固定に比べて1〜2秒速くなります。
難易度は高いですが、3×3でCNを習得した人挑戦してみましょう。
今のところ日本大丈夫では僕以外にCNYauerは確認していません
ちなみに、Yau Methodの創始者、Robert Yauは4×4〜6×6でCNYauをしています。

コーラ・オオクサで解く場合

エッジの終了3手前ぐらいからクロスが作りやすい面を探すようにしましょう。以上。


・CNメガ ほとんど意味ないと思います。Robert Yauはやっていますが(頭おかしい)彼自身も意味ないと言っています。




以上です!!ここまで読んでくれた皆さん、ありがとうございます!!この記事でCNを練習してみようと思ってくれたらうれしい限りです!!ぜひ挑戦してください!!







posted by 人生DNFしたうえだ at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする